Tシャツプリントの種類は色々あります。

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Tシャツプリントの種類について

ラバープリントについて

Tシャツプリントの中には、いろんな種類があります。
おおまかですが、ラバー(レジューサー)、抜染、発泡、箔、フロッキー、転写、エアーブラシ等があります。その中でも、ラバーというのが最も流通していますので、そのご説明から始めます。

一般に言われております、Tシャツプリントの殆どがこのインクで刷られています。 ラバーには、水性と油性の2種類あり、多くの工場は水性のラバーインクを、使用して作業しております。 水性と油性の違いを説明しますとかなり専門的になり分かりにくくなりますし、ここではプリントの種類のご説明ですので、 省略致しますが、インクに付きましてのご説明は、改めてさせて頂きます。

ラバープリントの特徴は、生地に対して馴染み易く伸縮性に優れております。通常作業する場合は、1度刷った後、 乾燥させて、もう一度同じ作業を致します。場合によっては3回、4回と重ねる時もあります。 濃色の生地に対して、白とか黄等の薄い色を、クッキリと刷り上げる為です。(副作用として若干硬くなりますが、、) 硬くくなるのが嫌で生地の風合いを、そのままにプリントしたい場合にレジューサー(顔料)を使う場合があります。 この時、生地色が薄い場合は良いのですが、濃色になりますとインクが浸み込む為に何が刷ってあるのかよく見えません。 それを解決しようとする場合に使われるのが抜染です。抜染は、字のごとく、今ある生地色を抜いて新たに染める手法です。 抜染用のバインダーに尿素、染めたい色(顔料)を混ぜ合わせてプリントして、その後熱処理致します。 通常染色は、専門工場で行なうのですが、我々が行なうのは、簡易抜染ですので、作業後水洗い、乾燥が必要となります。 注意点としましては、生地に縮みがでますのと、抜染用に抜ける染料で染めてあるかが条件になります。

発泡について

発泡は、ご存知の方も多いですが、ふっくらとした感じに仕上がります。
難点としましては、刷り上りの時は良いのですが膨らむにつれて、プリント部分の容積も増える為に、刷り色も薄くなります。
例えば、黒で発泡させますと、チャコールぽくなります。
それを防ぐ為に発泡インクをプリントした後上から更に黒でコートを掛けます。
そうする事で、刷りたい色が再現出来ます。
又コーティングする事で金、銀、蛍光、ラメ等、刷り色の幅が広がります(要費用ですが)。

箔、フロッキーについて

箔、フロッキーは通常のプリントと比べて割高にはなります。
生地に糊を、プリントしてその上に箔又はフロッキーを圧着させる方法です。
特徴は仕上がり具合が、全く違う事です。
箔は箔紙を貼り付けますので、表面はツルツルした感じになり、金箔でしたらピカピカした風合いに仕上がります。
フロッキーの表面はフエルトの様な感じです。始にご説明しましたが、糊に圧着させて仕上げますので、箔、フロッキー共、洗濯のケンロウド(強さ)に関しましては、余り優れてはいません。
下地の糊部分は大丈夫なのですが、貼り付けてある部分は、限界がありますので、経験上1年が限度かと思います。

転写について

弊社でこの方法を、使用するのは色数がかなり多い場合です(5色以上)。
シルクスクリーンで5色以上となったり、フルカラーの場合は、製版代再現性等の点から転写を使用します。
転写の長所は、再現性に尽きます。デジタル転写ですのでデータそのままが再現されます。
又、色数、ロット数が多く、転写の範囲が小さい場合には、1シートの中に付け合せで多数入りますので安価になります。
その反対の場合、ロット数が少なく、転写の範囲が大きい場合には、かなり割高にはなります。
耐久性、ポリエステルに対しての昇華止め等の対応も充分です。

エアーブラシ、グラデーション等について

最近は余り使いませんが、エアーブラシというのは版とかスキージ、インクを使用せずにコンプレッサーとかスプレー等で生地に直接吹き付ける方法です。
生地対応のスプレーで吹く場合は、設備等が不要ですのでどなたも簡単に出来ます。
我々が行なう場合は、荒いメッシュで絵柄を製版して、生地にあてがい、その上から吹きつけますが、厚紙を切り抜いて生地にあてて、抜けている箇所(吹きつけたい所)にスプレーで強弱をつけて吹きつければ簡単に出来ます。
なるべく、薄い色の生地で始められる事を、お勧め致します。

グラデーションという方法は、版の上で混ぜたい色を配置して刷り込みます。
例えば赤黄青としますと、3色を均等に並べてスキージで練りこみ、それぞれの境目が混ざったら刷り込みます。
そうしますと、端から赤オレンジ黄黄緑青と順に変化して刷り上る方法です。
注意点は、1枚ごとに若干、色の出方が違うところです。
例えば中心の黄が多くなったり少なくなったりします。
それを防ぐには、予め版を分版して、重なり部分をアミ掛けして刷ります(その場合は、全て同じになりますが3色刷りです)。

その他

シルクとは違いますが、特殊な事もたまにあります。
例えば、ラインストーン(ダイヤ)の貼り付けです。
ロット数の制限がありますが、ラインストーンで絵柄を作り、熱で圧着させます。
工程としましては、転写のシート貼りと同じ手順となります。
枯れ葉とか古い英字新聞とかを、貼り付けたこともあります。
トバシと言いましてGジャン、Gパンに筆にインクをつけ、汚した様に仕上げる事もあります。
これは感性だけの問題で、どなたでも簡単に出来ますので、ご希望の方はご用意致しますのでお申しつけ下さい。

おおまかに書きましたが、興味を持たれました事などありましたら、ご質問下さい。
お待ちしております。

シルクプリントの調色について詳しくはこちらのページへ

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